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旧聞に属しますが。
Shining Technology社のFireWire HDDシリーズの新製品CitiDISK DVが登場します。日本では、アスク社、アミュレット社などが取り扱いを発表しています。
CitiDISK DVは、DVカメラと接続した場合はDVデッキのように振る舞い、DVカメラからCitiDISK DVへとデジタル転送(AV的にいうとDVダビング)できます。一方、CitiDISK DVをMacにつないだときはパソコン周辺機器のように振る舞い、一般的なFireWire HDDのようにFinderから見えます。すなわち、DVカメラからデータ転送したあとは、MacのFireWireに接続するだけで、DVデータファイルを持って来れるわけで、DVキャプチャーという工程が不要になります。
この手のアイデアをすでに実現した製品には、たとえばアドテックス社のDV
MasStorなどがあり、メリット、デメリットそれぞれがあります。詳しくは、MacDTV.情報ひろばのDV
MasStorレビュー記事をご覧下さい。同じ事情はCitiDISK DVにも当てはまり、仕様から生じるデメリットが厳然として存在することは事実です(MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の4月末〜5月初旬に議論されています)。
そうはいっても、やはりこの手のアイデアは捨てがたく、DTVユーザとしては非常に興味が持たれます(いきなり理想の製品が登場するはずないですもんねえ)。また、これまでの業務ビデオ機器の価格帯からは一歩抜け出して、比較的求めやすい価格まで降りてきたことも朗報でしょう。
まあ、そんなわけで、わたしも楽しみにしております。
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Yasushi SATO |