|
|
|
2001.07.11 AppleがSpruce Technologies社を買収
旧聞に属しますが、Cnet-Jなどに報道によれば、AppleがSpruce Technologies社を買収したらしいですね。(なんか、こんな大ニュース、わたしが身動きのとれない日に飛び出すんだもんなあ(笑))。
Spruce社というと、DVDMaestroのようなプロ向けのDVD-Videoオーサリングソリューションで有名ですが、でもWindows NTプラットホーム用なんですよね。Appleとしてはどうしたいのか、現時点ではよく分かりませんが。
わたし、この辺詳しく知らないのですが、そんなわたしにも分かることは、DVD-Videoソルーションとしては、Sonic社とApple社(2000年4月Astarte社買収がDVD Studio Proに結実、そして今回Spruce社の買収)とが2大メジャープレーヤーになることを意味しているんですよね。そうですよね。まあ、詳しくはMacDTV掲示板を見てください。
AppleがSpruce社の買収で、NT向け製品を狙っているのか、それともDVDMaestro for Macを出すのか(DVD Studio Proとかぶってない??)、はともかく、AppleがDVD-Videoオーサリングに相当注力していることがよくわかります。2001年4月にも、Focal Point systems社を買収してFilmLogicというソフト(要は、フィルムの編集をFinal Cut Proでやろう、というもの)を手に入れています。Appleは、本気で戦略的にDTV/DVD市場を手中にしようとしてますね。
思えば、Appleの掲げるデジタルハブ構想って、これまで家電・コンシューマ用途だけを考えてましたが、プロ用途でのデジタルハブってものを考えてみると、DTVなんかは典型例なのかもしれない...ですね。
|
|
Copyright(C)
Yasushi SATO |