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2000.02.28改訂 |
一部のDVカメラでは、DV書き出し時に不具合が見つかっていますが、以下のような処置により回避できることも多いようです。ご確認ください。
■ 症状
- デバイス制御がうまくいかない
- DVカメラの録画ボタンを手動を操作しても録画状態に入ることができない
例)DV入力がありません、などとDVカメラがエラーを表示する■ 該当機種
Panasonic製の旧型機種(FS9よりも前の発売)、Victor製の大半、キヤノン製の一部
■ 理由(推測)
MacからのDV出力が入ってこないと、DVカメラの録画ボタンが押せない(入力がない、といわれてしまう)。しかしながら、録画ボタンとポーズボタンを押して、録画スタンバイ状態に入らないことには、MacからのDV出力を開始しても仕方がない。(いわゆる「扉の中に鍵」状態ですね)
これは、FireWireのよるデバイス制御の問題ではなく、DVカメラ内のプログラムが原因のようです。
■ 回避措置
- あらかじめ、書き出すムービーの最初のシーンに黒シーンなどを数秒ほど入れておきます。
- MacからのDV書き出しを実行します。
- 黒シーンがDVカメラのDV端子(i.LINK準拠)に入力され始めたので、この状態では録画ボタンを押せるようになります。(DV入力を受信しているときは、録画できる。ここがコツです)
- 黒シーンが流れている間に録画ボタンを押します。
これだと、録画テープの冒頭に黒画面がちょっとだけ写ることになりますが、致し方ないでしょう。