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佐藤さん お返事いただきありがとうございます。ずいぶんいろいろ参考になり感謝しております。一方的に情報をもらうばかりではいけないので,早速HDベンチマーク情報をお送りします。
システム
PowerMac G3 Blue&White 300MHz、RAM192MB
SCSIボード:RATOC PCI 32(UW)
HDD
標準のu-ATA接続6GB(Quantam FireBall) 内蔵でIBMのDDRS39130UWS 外づけU-SCSI接続のメルコDSC UE8.3GA メルコのドライブは実売3万円弱でSCSIとしては妙に安くて怪しいのですが,パッケージによると,中身はATAドライブでこれをSCSI接続できるようにしたのがメルコの技術だそうです。外づけで簡単なので、ついマックユーザーが買ってしまいがちな(私も)製品です。ケースを開けてみるとIBMの5400回転クラスのドライブが入っていました。
ベンチマークはB's Crew3.0に付属のソフトで計測しました。
sequential read/writeの結果は,
(単位 MB/s) |
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と意外な結果でIBMのDDRS 39130UWは7200回転の真価をあまり発揮していないようです。これでみる限りUWSCSIのメリットはありません。外づけSCSIを外した状態でも同じです。
実際にPC-1との間でDV取り込み、書き出しをするとどのドライブもPremiere(4.2)のムービー分析でフルフレーム取り込みができています。しかし書き出しではどれもDVカメラの液晶モニター上、録画中に白いモザイク上ノイズがたまにでます。テープを再生してみるとその部分に実際は白いモザイクは記録されていませんが画像が一部モザイクとなり動きがぎこちなくなっています。原因がHDDのスピードだけなのかCPUの能力が関係しているのか判りませんが、これが生じる頻度はメルコが一番多くやや気になるレベルです。IBMとQuantamでは極希でよほど注意して見ないと判りません。一度限りのプレゼンテーション用途では十分です。
結局5月号マックパワーにあるようにu-ATAドライブをマスター・スレーブで造設するのが安くて得策かもしれません。(専門誌ならこんな記事はもっと早く載せて欲しいですね)