DTVな日々 backnumber 2003.11-12
- 2003.12.25 Photo Studio X
- 普通に機能を使っている分には十分なのですが、唯一困った事にJPEGでの書き出し時にできあがるファイルサイズがわからない。とあるWeb日記に画像をアップするのに48KBまでって言う制約があるので、できるだけそれに近い値でアップしたいのです。Photoshop ElementsだとWebに書き出しの機能を使うと出来上がりのファイルサイズがわかるのでこの値を参考にJPEGの質を設定できたんですが、これがPhoto Studio Xではできない…
という事でまだPhotoshop Elementsには頑張ってもらう事に。
- 2003.12.21 フォトレタッチソフト
- アドビのPhotoshop Elements Ver.1をMacOS Xに移行してからもClassic環境で使っているのですが、MacOS XネイティブのVer 2にアップグレードするかどうするか悩んでいたら、アップルが.Macユーザー向けにPhoto Studio Xを配ってくれました。ちょっと触ってみて気に入ったらこっちに移行しようかと思います。
- 2003.12.21 Avid FreeDVで編集
- 今月はもう1本ビデオを編集する必要があったので今度はAvid FreeDVを使ってみました。
感想としては、スリップ編集ができないのはやっぱり面倒ですね。僕の編集スタイルが音楽のフレーズにあわせてビデオをざくざく切って、切ったそれぞれをスリップ編集でいいところにあわせると言う形なので、スリップ編集が無いと切ったクリップの最初と最後が一緒に見られないので試行錯誤がかなり必要になるんです。
あと、素材のインポートがその都度FreeDVでの形式に変換するのでかなり時間がかかりますね。他のソフトでテープから取り込んだだけの素材はインポートして使いまわしするくらいなら再度キャプチャした方がいいかと思う位時間かかります@PowerBook G4/867MHz(笑)。もちろんHDDの容量との兼ね合いはありますが。。。タイトル等もその都度Movieを作ってそれを合成再生すると言う形なので、Movieが出来上がるまでそれなりに時間がかかります。ただ、いざ素材がFreeDV内に揃えばリアルタイムエフェクト等はFinal Cut Expressよりもいろいろな事ができますので、痛し痒しといった感じです。
テープへの出力についてはメニューが見当たらなかったのでタイムラインから手動で録画を開始して書き出しましたが、これでいいのかな?デッキをFreeDVが操作してくれる方法があるのかもしれませんがわかりませんでした。GV-D900がGenericなデバイスとして認識されているからかもしれませんが。。。
さて、FreeDVとFinalCut Express、両方を作品を作ると言うレベルで使ってみましたが、どっちもどっちと言う感じです。次に編集する時には3つのうちどれを使うかはその時にどんな作品を作るかで決めようかな。
ちなみにいつのまにかVer. 1.1が出てました。Avidからのオフィシャルなリリースノートは見つかりませんでしたが、FORUMに投稿された記事によるとAVIのインポートが可能になったとか(Win版?)、RESIZE EFFECTがちゃんと動作するようになったとか、1.0より若干動作が速くなったとか、といった点がインプルーブされているようです。編集は(動かなくなると嫌だったので)1.0でやって終わってから1.1をそのまま上書き?で入れたらいろいろ足らない物があるとかでちゃんと動作しなかったので、一度消して1.1だけ入れようとしたらインストーラーが後処理に入ったあたりでエラーで止まってしまいインストールが出来ませんでした。最終的には1.0を入れて直後に1.1を入れたらようやくちゃんと立ち上がるようになりました。
- 2003.12.21 iStopMotion
- Bonixソフトウエア社のストップモーション(クレイアニメ)作成用のソフトで、タイムラプス取込み等にも対応しています。撮影した5コマ前までを表示してくれるので位置合わせ等やりやすいかと思います。また、各フレームを好きなソフトでレタッチ等出来ます。iSightや各種USBカメラも使用可能なようです。DVの解像度まで使用可能なライセンスは$39.95。
- 2003.12.9 FinalCut Express雑感
- 昨日書いた雑感のうちのいくつかのその後です。
サブクリップの取り込みなおしで元のクリップを取り込まないといけない。
->これは元々Final Cut Expressがシーン検出取込みをサポートしておらず、丸ごと取り込んでDVの開始/停止を検出で分けるとサブクリップになるので、リキャプチャすると元のクリップを取り込む必要があると言う事なんですが、
- iMovieでシーン検出で取り込む
- (1)で取り込んだクリップをFinal Cut Expressで読み込む
- 取り込んだクリップにはリール情報が無いのでリール情報を追加する
- ログ情報にある「取り込み」を「OK」にする(2004.1.19追記)
とする事でプロジェクトキャプチャで再度必要なクリップを取り込めました。これだったられっきとしたクリップですので、不要な物を捨ててHDDの要領を稼ぐと言う事が出来ます。ただ、iMovieでは2GBでクリップが切れてしまうのでその辺りは不便な事があるかもしません。
- 2003.12.8 FinalCut Express雑感
- 編集していたビデオはなんとか完成しました。なんとかというのはビデオにプリントをした時に以前Cinestreamで取り込んだ映像の部分になると必ず頭でいったん止まってしまうんです。このクリップだけ違うHDDにおいてあるからかな?と思って同じHDDにコピーしても現象は直らず。適当なビデオフィルタをかけてレンダリングして新しいファイルを作らせたら解決しました。クリップをレンダリングファイルと同じディレクトリに置けばよかったのかなぁ。。。
で、マニュアルを読まずに使っているので、使い方が間違っている部分があることを承知の上での雑感です。
- サブクリップの取り込みなおしで元のクリップを取り込まないといけない。サブクリップをクリップに出来ないのかなぁ。
- キーフレームがタイムラインに表示されないのは不便。
- Title 3D等の[コントロール]タブの内容がキーフレームで可変できない。
- タイムラインカーソルを中心にズームしてくれる方法は無いのかな?
- オーディオのミックスを実行せずにビデオにプリントを実行すると毎回オーディオの書き出しをするのはなぜ?
- ブラウザでクリップに対してメディアの再接続を行ってファイルの置き場を変えても、シーケンス上に置いてあるクリップは元のままって言うのはなぜ?
- ビデオにプリントで自分でGV-D900の録画をスタートさせる必要がある。
- 長い名前のファイルをインポートすると後半が#xxxになるのはなぜ?iTune4で取り込んだファイルなのに。
- 今時のアプリケーショで1,2,3...10,11...20,21...というファイルを名前でソートして1,10,11...2,20,21...3,...と並ぶとは思いませんでした(笑)
- ビデオにプリントで入れられるカウントダウンの映像のバックがFinal Cut Proになっている(笑)
といった感じです。
Cinestream3はDV専用とは言えフルスペックのノンリニアソフトだったので、それと比較してみてしまうのでFinal Cut ExpressがFinal Cut Proから機能を削リ過ぎという感じがどうしてもしてしまいます。うちのPowerBook G4はMacOS 9でも起動できるのでこの辺りが改善されるまでCinestream3を使おうかなぁとも思っています。
今回編集をしていてHDDからカコン、カコンと異音が^^;そろそろ寿命かもしれません。バスパワーで動く2.5inchのでも探そうかな。
- 2003.12.1 FinalCut Expressで編集中
- 今度の日曜に使うビデオをせっかくなのでFinalCut Expressで編集しています。Cinestreamとは使い勝手が違いますが、本質は同じなので慣れてしまえば特に迷う事も無く使えています。ただ、PowerBook G4ではCmd+「+」でズームできないのがちょっと痛い。テンキーが無いので「+」ってShiftキーを押さないとだめなのですが、Shiftキーを押すとCmd+Shift+;だと思われてしまうようです--;。もちろんNumLockすれば「+」が使えるのですがNumLockしてしまうとIn/Out点を指定するi/oキーが使えない--;。ショートカットを変えるしかないですね。
後、素材管理でちょっと困った事が…[MacDTV:17299]参照
- 2003.12.1 mediaEdit Pro
- macXware社がロトスコーピングツールMediaEdit ProのMacOS X版を発表しました。DV Onlyですが$79.99という低価格です。
デモがあるのですが試す時間が…^^;
- 2003.12.1 None16
- Digital anarchy社がQuickTimeに付いてくるVideo Codec「なし」の16bitバージョンのNone16をFreeで配布すると発表しました。
Video Codec「なし」って各色8bitの可逆コーデックだったんですね^^;None16はこれを各色16bitに拡張した物だそうです。ということでHD等の映像を扱うユーザー向けです。
- 2003.11.18 魚眼レンズ
- ニコンが同社のDH2,D1,D100用の魚眼レンズを発表しました。
- 2003.11.18 Avid Xress DV(V4)
- 日本でも発表がありましたがアメリカのような戦略的な価格設定はされませんでした。日本ではバージョン番号がつくようなので同じ物では無いということかもしれないですが…
- 2003.11.6 HyperEngine-AV
- 以前紹介したMontageが名前を変えました。Protectionの方法が変わったのとHyperprism Hall Reverbが追加されたそうです。
- 2003.11.6 Avid Xpress® DV
- Avidが新しいXpress® DVを発表しました。新版の大きな特徴は価格が$695となった事。まぁ、簡単に言えば値下げに伴ってバージョンナンバーを外して名前を変えたって感じです。同時にXpressDV v3.5以前のユーザーに対しては$295でXpress Proにバージョンアップできるプランも用意されました。
Premiere亡き後、DV専用という点を考えてもこの値段ならFinal Cut Pro 4にも対抗できるのではないかと思います。(この文章書くためにアメリカのApple StoreでFinal Cur Pro 4の値段を調べてちょっとびっくり。アメリカでは$999なんですね。日本では9万8千円ですから単純に為替レートだけで考えても安いんですね)
アビッドテクノロジー社からはまだ発表されていませんが、いずれ追従すると思います。Xpress DV v3.5が$999で128000円だったので同じレートだと89000円ほどですが、これだと日本でのFinal Cut Pro 4の値段を考えるとちょっと厳しいかなぁ。
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