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タイトル |
1998.05.05初稿
2004.09.25改訂 |
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サーマル・リキャリブレーション
HDDを連続使用すると,HDD内部温度が上昇してきます。基準温度以上への上昇を防ぐために,一時的にHDDの回転数を落とします。
これを,サーマル・リキャリブレーション,といいます。
正確にいうと、「ディスクの熱膨張によって生じたセクタ位置のズレを再修正(リキャリブレーションre-calibration)すること」がサーマル・リキャリブレーションです。
このサーマル・リキャリブレーションの際には、HDDのスピードが一時的に低下する、という現象が起きます。
DTVは,HDDにとっては,ある意味で「HDDハードの耐久試験」と言っていいほど過酷な作業です。長時間,回し続けるのですから...。
しかし,だからといって,サーマル・リキャリブレーションによる「突発的な回転数低下」は,取り込み・書き出し時に起これば,即,コマ落ちになります。
サーマル・リキャリブレーションによる突発的コマ落ちを防ぐには,まず「発熱の少ないHDDを選ぶこと」が,必要です。
次に「HDDの冷却を考慮すること」も忘れてはいけません。特に,HDDをMac本体ドライブベイに内蔵する場合や,外付けでも自分でケースを購入して組み立てる場合も,冷却に充分気を配って下さい。
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